帰去来
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帰去来 さだまさし 定価: ¥ 2,300 |
さだまさしの楽譜
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カスタマーレビュー
風見鶏と甲乙つけがたい
傑作「風見鶏」と甲乙つけがたい出来。グレープを解散し、ソロとして自分を思いきり表現できる喜びに満ちた気分で制作した為だろうか、バラエティに富んだ曲が並んでいる。
「多情仏心」に始まり「多情仏心」に終わる構成は日本的叙情の極致。その間に散りばめられた、最高に文学性の高い「第三病棟」、お洒落で小粋なおじょうさん達の笑い声が聞こえてきそうな「絵はがき坂」他、どの曲もそれぞれの持ち味で秀作。
失われた日本のやさしさがここにあります
「多情仏心」から始まり、同曲で終わるこのアルバム。他の方も書かれていますが、日本的情緒にあふれ、さだまさしの原点を感じます。
個人的には「線香花火」が特に気に入っています。流れ星を「ひとつ、ふたつ、みっつ」と数えるところから歌が始まり、線香花火が落ちる「ジュッ」という擬音語で終わるが、この歌詞の構成のすばらしさ!そしてそのメロディーのすばらしさ!
全体的に地味なイメージの曲が多いですが、しっかりと心に残る名曲がそろっているアルバム。オススメです。
コミカルなさだ、シリアスなさだ、優しいさだ、それから・・・・
さだまさしは人の生き様や人生、更には老いや死をテーマとすることも多く、本作にもそういった曲が見られますが、このあと「雨やどり」から「風見鶏」「私花集」へとつながる流れでは、そういうシリアスな一面はいったん影を潜めるんですね。「夢供養」あたりからまたそうしたテーマが顔を出してくるんですが、本作にはこうしたこのあと様々なかたちで展開を見せるいろいろなさだまさし的要素が詰まっています。単にソロ一作目とかブレイク前の佳作といった位置付け以上に、確かに原点と呼ぶにふさわしい作品。
かえりなんいざ
記念すべきさだまさしのデビューアルバムです。
「風見鶏」の前のアルバムだけあって、やや地味な感がありますが聞いてみると結構いい作品が揃っています。冒頭の多情仏心から始まり異邦人(久保田さんのじゃなくて)夕凪、線香花火、絵はがき坂など当時の彼の透き通るような中性的な歌声は聴いていてちっとも耳障りではありません。
最近の曲は全てではありませんがどうしてこんなにも耳障りなものが多いのでしょう。私からみればただ騒いでいるような気すらします。その点このアルバムは詩の内容と曲に関してじっくり丁寧に製作しているという感じが伝わってきます。
さだまさしを誤解する人にも必聴
'76年リリースされた、グレープ解散後最初のアルバムです。
一部の人で「暗い」などと揶揄されたこともありましたが、この作品を含むワーナー在籍の3部作は(フォークといった狭い器でなく)聴き手を選ばない純粋なポップソングの傑作だとわかるはずです。
知名度ではシングルカットされた「線香花火」「指定券」が上ですが、僕は「童話作家」がおすすめです(じつは最近、「セロ弾きのゴーシュ」と共にはまり込んでいます)

